FPの家を選んで一番気にしていたのは夏の暑さでしたが、窓にすだれを掛けて直射日光を遮ることとエアコンを27℃に設定し24時間回すことで、快適に暮らすことができました。

尚、エアコンを24時間回した期間は8月2日から12日までの10日間だけでした。それ以外の暑いときは、窓を開けて自然換気するだけで大丈夫でした。

高気密高断熱の家でもスムーズに風が流れるような間取りと窓の位置、窓の構造に留意することが大事かなと思います。冬の寒さについては最初から心配していませんでしたが、実際住んでみて、家中どこでも温度差が少なく、薄着で暮らせる快適さに満足しています。

また、部屋の温度も低いため、布団もカラッとして毎日気持ちよく眠れます。ただ蓄熱暖房機は季節の変わり目や大きく気温が変化する時期には温度調節が難しい面があり、急に暑くなったときは窓を開けざるを得ない時もあり、逆に急に寒くなったときは前夜からスイッチを入れていないため、部屋が暖まらなかった時もありました。

最後にオール電化による電気料金ですが、1日あたり300円から1000円程度と季節によって大きく変わります。当然のことながら、春秋の冷暖房を使用しない時期が一番安く、冬の暖房時期がやはり一番高くなります。夏にエアコンを24時間回しても冬の半分くらいで済みます。灯油がリッター90円もする中、オール電化にして本当に良かったと思います。