【答え(A)】

山形県酒田市鶴岡市注文住宅既存住宅での、ご質問を要約させて頂きますと、窓際の寒さ対策と、結露対策と言う事でしょうか?

まずは最初に寒さ対策についてお話しさせて頂きます。

1.窓の寒さ対策について

幾つか方法がありますので、順を追ってお話しさせて頂きます。

1-1.内嵌式の樹脂サッシ(出来ればペアガラス仕様のもの)を設置。

恐らく現在のお住まいは、アルミサッシの単板ガラスをお使いだとおもいますが、アルミは樹脂の約20倍位、熱伝導率の値が大きく、熱を伝えやすいため、冬の冷たい外気温をそのまま伝える事になりますので、室内の温度が窓際ですと殆ど変わりない位に冷たく寒くなるわけです。

又、幾らガラスの性能が良くなっていると言っても、単板ガラスですから、断熱効果は、推して知るべしです。

以上の事から、現状のアルミサッシはそのままで、内側に内嵌式の樹脂サッシを取り付けて頂ければ室内の暖気が、室外の冷たい外気の影響が小さくなりますので、寒さが和らいで来ます。

上記の樹脂サッシですが、ガラスがペアガラスのものと、単板ガラスのものがありますので、予算的には若干高くなりますが、ペアガラスがお勧めです。

又、内嵌式の樹脂サッシの取付、施工を行うときは、窓枠と樹脂サッシの隙間を無くし、気密を保てるように施工できる業者をお選び下さい。(注文住宅や断熱改修工事で高断熱・高気密にこだわりの業者でしたら、間違いないとおもいます。)

断熱と気密は表裏一体で暖かい家を作る為には、非常に重要な要素になるからです。

1-2.ガラスの内側に梱包資材の緩衝材(クッション材)や断熱シートを窓に貼り付ける。

とにかく安く上げたいという方は、梱包資材の緩衝材(クッション材)を窓ガラスにテープで貼るだけで、最低限の効果があります。

これはあくまで、最低限の効果しか得られませんし、結露でテープがすぐ剥がれてしまうのが難点です。

ですが、断熱シート(フィルム)を貼る事で、プチプチ(エアーキャップ)等を貼るよりも高い断熱効果が得られます。

すぐ剥がれることがなく、効果も、ある程度は長持ちする方法としてお勧めです。

隙間なくきれいに断熱シートを貼れば、ある程度の断熱効果が得られますし、内嵌式の樹脂サッシ程費用も掛からないので、コストパフォーマンスに優れています。

1-3.カーテンについて

冷たい外気を遮るためには、カーテンを厚手のカーテン(冬用とでも言うのでしょうか?)に交換してみる事も一つの方法です。

1-4. まとめ

如何でしたでしょうか?

寒さ対策として、今すぐ出来る事から、実行してみる事では無いでしょうか?

又、新築をお考えの方は、樹脂サッシでペアガラスで空気層16mm以上でLow-Eガラス(断熱仕様>ペアガラスの室内側のガラスの内側が金属コーテイングされたもの)をお選び下さい。予算的に余裕のある方は、樹脂サッシでトリプルガラスお勧めいたします。

新築をお考えの方でもう少し、具体的にお知りになりたい方は、下記のぷろが教える「暖かい家を創るポイント」賢い注文住宅選びがお勧めです。

プロが教える「暖かい家を創るポイント」賢い注文住宅選びはこちら!

2.窓の結露対策について

窓の結露対策については、既存の建物については、1.の寒さ対策でも述べさせて頂きましたが、内嵌式の樹脂サッシを取り付ける事がベターです。

注文住宅での新築については、同じく樹脂サッシでペアガラス(16mm以上の空気層)でLow-Eガラスの高断熱仕様(内側のガラスに金属コーティング仕様のもの)か予算的の余裕がおありでしたら、トリプルガラスの使用をお勧めいたします。

結露対策について、詳しくは下記の「結露する住宅は欠陥住宅か?及び結露するのは窓だけではない」にてご紹介させて頂いておりますので、下記よりご覧下さい。

結露する住宅は欠陥住宅か?はこちら!

結露するのは窓だけではない!はこちら!

2-1. まとめ

如何でしたでしょうか?

結露対策について、ご理解頂けましたでしょうか?

もし、ご不明な点やご質問等、色々お聞きになりたいという方は、下記のお問い合わせからお願いいたします。資料のご請求も承っております。

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以上