省エネ住宅とは?

酒田市・鶴岡市で注文住宅を新築しようとお考えのあなた!

省エネ住宅とは、従来の住宅よりも断熱気密防露、夏の日射遮蔽、換気が優れた住宅をいいますが、もう少し詳しくご説明すると高気密・高断熱住宅で、オール電化、「電気料が安く」、「全館温度差が少なく」、「無結露」、そして「計画換気」で空気環境が優れていて、「健康で住み心地が良い住宅を言います。

どれ一つ欠けても省エネ住宅とは、呼べないと思うのですが如何でしょうか?

省エネ住宅ポイント

省エネ住宅を創るポイントは特に重要な4つのポイントがあります。

1.外皮平均熱貫流率(Ua値)の値が小さい住宅を創る。

(いわゆる断熱性能の高レベルの家を創る事です)

具体的には、床、壁(4面)、天井の6面に入れる「断熱材の熱伝導率が小さい」ものを厚く入れる事です。

2.断熱と表裏一体ですが、気密のレベルが高い家です。

風の影響を受けにくい気密レベルは、千葉工大の小峯教授が論文を発表した

0.7w/m²・k以下にする事です。

3.効率の良い換気システムを選択する事です。

換気システムの選択は非常に重要ですが、お客様の大半は量産ハウスメーカーの営業マンの言うなりになっている方が殆どです。

換気システムには、第1種、第2種、第3種とありますが、ハウスメーカーの営業マンは、第1種換気システムが一番ですよと言ってるようですが、私は、第3種換気システムが一番良いと思います。

その根拠とは??

住宅の換気システムは第1種換気システムが一番良いのか?はこちら!

4.住宅の性能に合った暖冷房設備の設計が出来ている事です。

<省エネ住宅の仕様は??>

「断熱材の入れ方」

省エネ住宅の仕様については、外皮(床、壁4面、天井の6面及び玄関、窓等の開口部)熱貫流率を小さくする為に、熱伝導率の小さい値の断熱材床、壁、天井の6面体に入れる事と玄関、窓等の開口部に熱の逃げ難い、所謂熱貫流率の小さい玄関戸、窓等を入れています。

「開口部のレベル」

玄関戸(引き違い、ドア)にも熱貫流率のレベルがありますから、注意が必要で熱貫流率の小さい玄関戸を選択する事が大事です。

又、窓等の開口部には樹脂サッシペアガラスを使用しているものであれば、空気層が16mmのものを選ぶ方が良いでしょう。トリプルガラスを使用している樹脂サッシも出てきておりますので、更なる省エネ住宅を目指すのであれば、トリプルガラスの樹脂サッシを選択すべきと存じます。

更に上記ガラスには、高断熱ガラス遮熱ガラスがありますので、ペアガラスの場合には地域によってどちらを選択するかを考慮すべきだと思います。トリプルガラスの場合には内側に高断熱ガラス、外側に遮熱ガラスがセットされております。

尚、上記断熱材、開口部材を入れるときは、気密に細心の注意を払いながら施工する事が大事です

省エネ住宅の性能は計算できるの?

前にも述べさせて頂きましたが、省エネ住宅の性能計算は出来ます。

先ず第一に、外皮平均熱貫流率等の計算を行い、そのデータを基に一次エネルギー消費計算を行います

その結果として、建築物エネルギー消費性能基準(H28年4月以降)一次エネルギー消費量評価書として計算結果が出て参ります。

8地域毎に区分された地域で設計した建物が基準一次エネルギーに対して、設計一次エネルギーがどう言う値になっているのかを、暖房設備、冷房設備、換気設備、給湯設備、照明設備、その他の設備毎にエネルギー計算結果が出て参ります。

その結果で、基準一次エネルギー消費量に対して当該設計建物の設計一次エネルギー消費量がどの位削減できている建物であるかが計算できます。

削減率の値(%)が大きい方が省エネルギー住宅のレベルが高いと言う事が分かります。

補助金がもらえる(性能の良い家限定=Ua値が一定基準以下の場合)

難しい話が続いておりますが、これからの住宅は必然的に、省エネルギー住宅でないと建てることができなくなってしまうのはお判りいただけたと思います。

2021年4月には、建築士が建て主に設計させて頂いた建物の性能レベルを報告する事義務化されました。

その流れは間違いなく進んでいくものと思います、

更に性能を良くした建物を未来に引き継ぐために、次世代の省エネ基準として「HEAT20」をも検討されています。

未来の省エネ基準として、「HEAT20」のG1グレード、G2グレードを学識経験者等を交えて検討しておりますし、ここに来て更にレベルの高いG3グレードも検討段階に入っております。

省エネ住宅をご検討のみなさん。高レベルの省エネルギー住宅の建築促進の為に、国では、補助金を出しておりますので、詳しい事をお聞きになりたい方は、どうぞご遠慮なくお問い合わせ下さい。

お問合せはこちら!

省エネ住宅が義務化されます

建築物省エネ法は、2019年5月17日)5月に施行されております。

その法律によると、2021年4月から建築物省エネ法(以下省エネ法と言う)に基づいて、Ua値(外皮平均熱貫流率が全国8地域毎に定められている)が、その地域の値をクリアしないと、住宅は建築出来ないという事が、義務化される予定でした。

しかしながら、国交省は、未だその時期には至っていないという事で、2021年4月より、建築主に対し、住宅を設計した建築士が省エネ法に則り、性能レベルがどのレベルであるかを「説明することが義務化」されることとなりました。

更に2025年4月からは全面的に建築物省エネ法の義務化がされることになっております

2025年4月までには地域毎の性能基準(Ua値)を充たすためには、「断熱材、窓、玄関等の開口部その他をこのように変更すると、これ位の価格になります」と建築士が建て主に言わなければなりません。

当然、そう言われた建て主は、「性能基準を充たさないままで良いよ」と言うでしょうか?

恐らく言わない方が大半だと推測できます。

以上から、国交省は「若干トーンダウンしたのかな?」と思っていた私には、「当初のUa値をクリア出来ない建築物(300m²以下の住宅)は、建築出来ないという事と、そんなに変わりは無いのでは?」と思っております。

良い家を提供している私達には、若干のタイムラグはあっても、先ず先ずお客様をが安心に暮らせる良い法律だと思いますし、地球温暖化対策として2030年迄にZEH基準義務化、更に2050年のカーボンニュートラル達成をするために有効だと思いました。

 

更に詳しく性能の良い家を選択するには、

高気密・高断熱住宅12のチェックポイントはこちら!

許可がないと建築できない?!「確認申請書」

建物を建築する場合には、その建物が建築基準法、その他関連法に違反する事無く建てられるのか否かを、所管の役所及び国より指定を受けた指定機関に、確認申請書を提出し、チェックを受けて、OKを頂かないと建築出来ないわけです。

建物を新築しようとしている建築主は、果たして、自分だけ性能の良くない建物を建てる事を承諾するでしょうか?

その基準となる、Ua値は最低限の値です。

当然、確認申請は建築士が行いますので、Ua値をクリアしない建築物を建て主が承諾して建てる建物もあるでしょう。

そんな建物がどのくらいあるかはわかりませんが、出てくることは間違いないでしょう。

建売り住宅ですと、建築主が分譲業者ですから、分譲業者の意向により、地域ごとの定められたUa値をクリアしない物件も多々あるものと予想されます。

あなたはどちらの建物をお選びになるのでしょうか?

省エネで住み心地の良い家

性能が良い家、即ち断熱、気密、換気の良い家は、「全館の温度差も少なく」、「住み心地も良く」なります。

「省エネ」で「住み心地の良い家」「快適空間」を求めていくならば、Ua値の値を小さくしていく事(断熱、気密、換気のレベルをアップする)が常識的には考えられると思います。

更に、省エネで「電気料が安く」光熱費が少なくなり、年金生活をしているシルバー世帯のみならず、一般家庭でも省エネは近々の課題と言っても過言ではないでしょう。

高気密・高断熱で高性能住宅のオール電化での電気料は,こちらからご参照下さい。

お客様との光熱費(電気料、ガス代、灯油代等全て含める)との比較をしてみて下さい】

↓   ↓    ↓

>>> 長期優良住宅でオール電化をすると、電気料が安い!

地域別、省エネ住宅の基準値「Ua値(外皮平均熱貫流率)」

建築物省エネ法の性能基準を表す数値が外皮平均熱貫流率(Ua値)で表す事は、前にも述べさせて頂きましたが、国では北海道から九州・沖縄まで全国を8地域に分類しております。

分類された8地域毎には、「年間日射地域区分」及び「暖房期日射地域区分」が定めれております。

その中で、建築しようとする建物の外皮平均熱貫流率(Ua値)等を計算し、更にその値を基に1次エネルギー消費量計算を行い、建物のエネルギー削減率を計算いたします。

削減率が大きい建物程、省エネルギーな住宅であるという事が解るわけです。

詳しい事につきましては、建築環境・省エネルギー機構(IBEC)の下記ページをご参照下さい。

↓   ↓   ↓

法律:建築物省エネ法とはの詳細について?

建築物省エネ法について(国交省ホームページ)

省エネ住宅の優劣のポイント「光熱費」

省エネ住宅の優劣を判断するのに、何が一番良いかという事になると、切り口は色々あるとは思います。

今回は毎日生活する上で、生活に一番密接に関わってくる光熱費を切り口に、お話しした方がご理解頂けると思い、これについて話を進めていきたいと思います。

私は、高気密・高断熱住宅を作り始めて27年になりますが、最近の出来事として少し触れておきたい事がありますので、少しの間、お話しを聞いて下さい。

それは、今年の冬の話のことでした。

10年越しに弊社の構造見学会、完成内覧会にお出で頂いたお客様が実際に観て、体感した事と、私共も一緒に、その方の親戚だというお宅にお邪魔させて頂き、体感した事をお話しさせて頂きます。

1つは「高気密・高断熱住宅」で「暖かい家」ですよと謳い、結構地元で設計力を前面に出して受注している某地場ビルダーと呼ばれている会社の建物です。

建てて住んでは見たけれど、54坪の家にエアコン6台で、暖冷房すると、「電気料が掛かりすぎるので、3台しか稼働させてません」と言う事でした。

エアコンがついている部屋以外は寒かったです。失礼ながら、玄関に入ったとたん寒くて早く帰りたいと思った程の家でした。(私共も一緒に体感しました)

2つ目には、某量産ハウスメーカーで建築した家のお話です。

これは、お客様の奥様が職場で同僚だった方のお宅です。昨年の10月に完成した家だそうです。「家を建てるのであれば、いつでも見に来て参考にして下さい」と言われて、お言葉に甘えて、真冬の2月にお邪魔させて頂いたそうです。

前触れでは、「床暖房もしている」ので、「快適ですよ」というお話しだったそうですが、玄関に入ると、余りにも外気の気温と変わりなくて、コートを脱ぐのをためらったそうです。

お住みなっている方は、以前お住まいになっていた住宅よりは、暖かくなっているので、満足しているのでしょうか?

「全館温度差がほとんどなく」「住み心地の良い快適空間」を提供している業者、メーカーがあることには気が付いていないのだと思います。

手前味噌にはなってしまいますが、私どもは29年前から終始一貫、「暖かい家」で「省エネ」な「温度差のない」住宅を創り続けて参りました。

住んでのご感想は「お客様の声」をご参照下さい。

「その他のお客様の声」もご参照下さい。

又、このような住宅を創るためには、どのようにしたら出来るのかは下記の「商品の紹介」ページをご覧頂きますと、詳細が把握出来ますのでご参照下さい。

北海道仕様「安らぎの家」、KDの家、FPの家の詳細は下記よりご覧下さい

↓   ↓   ↓

>>> 【北海道仕様「安らぎの家」】

まとめ

如何だったでしょうか?

省エネルギー住宅の義務化は刻一刻と迫ってきております。2021年4月はもう始まっております。

新築工事、リフォーム・リノベーション工事をお考えの皆様方、チョット立ち止まって考えてください。

もう時代は、省エネでCO²の排出が少なく、電気料も安く、全館温度差がない、住み心地の良い(床・壁・天井の温度差がない)省エネ住宅の時代なのです。

冬は暖かく夏は涼しく過ごせる快適な住宅を手に入れる事が出来る時代なのです。

しかしながら、まだまだそういう住宅を良心的にご提供している業者は、少ないのが残念でなりません。

省エネルギー住宅の素晴らしさはお判りいただけたでしょうか

高気密・高断熱で省エネルギー住宅の間違いないご選択が出来ますでしょうか?

ご不明点等ございましたら電話相談、メール相談も行っておりますので、お声を掛けて頂ければ幸いです。

そして、あなたが省エネルギー住宅の義務化の前にそれに合致した、否、それ以上の住宅を選ばれて、「電気料が安く」「全館温度差が少なく」「快適で住み心地の良い住宅」を手に入れ快適生活ができますよう望んでおります。

ご相談は下記からお願いいたします。お気軽にどうぞ!!!

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以  上