酒田市・鶴岡市で建売住宅30坪と注文住宅30坪、どっちにするか迷っている方々に!!!
住宅を初めて取得しようとお考えの1次取得者の方々は、自分の城を持つ為に、必ずお悩みになるかと思います。それは建売住宅が良いか、注文住宅が良いかの決断がつかず、悶々と一人お悩みになっていらっしゃるのではないかと推察しておりますが如何でしょうか?
そこで今回は、建売住宅と注文住宅のメリット・デメリットを洗い出して検証をし、お悩みになっていらっしゃる方々の参考になればと思い申し述べさせていただきます。
建売住宅・注文住宅のメリット・デメリットについて!
建売住宅のメリット・デメリット
NO | 建売住宅のメリット | 建売住宅のデメリット |
1 | すぐに入居できるし、入居までの期間が短いという利点がある。 | 自分の生活を建売住宅に合わせなければならない。 |
2 | 当初から決めておいた予算内で購入できる。 | 間取りが決まっているので、それに合わせた生活をしなければならない。 |
3 | 完成済みの建物の内覧が出来る。 | 建物の仕様は当初から決められているので屋根・外壁・住宅設備機器等希望通りのものに変更できない。 |
4 | 致命的になるので要チェック 断熱性能や耐震性能が低い傾向にある。 | |
5 | 周りに内外観・仕様が同じ建物がある |
注文住宅のメリット・デメリット
NO | 注文住宅のメリット | 注文住宅のデメリット |
1 | 注文住宅は、自分の生活の希望や夢を住宅に反映する事ができる | 建物の内外部の仕様等打合せ・決定等をしてからの着工・施工となるので時間が掛かる。 |
2 | 間取りは、建てる方の希望を取り入れたものが出来、自分の理想に近い建物が出来る。 | 注文住宅は内外部の仕様等全て希望通りのものが選べるが、予算的には建売住宅よりは価格が高くなる。 |
3 | 屋根の色、外壁の色・柄、住宅設備機器等々も希望に合ったものが選択できる可能性が大きい! | 完成してからでないと内覧はできないが、事前にCADにより内観・外観を確認できる。 |
4 | 自分の希望により、内外観は自分の個性に合ったものが出来る。 | |
5 | 重要 断熱等級・耐震等級は最高ランクのもので創る事が出来、安心でゆとりのある快適な住生活を満喫できる。 | |
6 | 重要 断熱等級6以上、耐震等級3の高性能住宅が建築できる。 |
30坪の建売住宅と注文住宅を建てた時の価格はどのくらいになりますか?
私共では建売住宅をしておりませんので、他社のチラシ広告・コミュニテイー新聞等々メディアの情報を参考にして述べさせて頂きます。酒田市、鶴岡市等の庄内地域で、市場に出ている建売住宅は、土地50坪位に建物凡そ30坪位で2500万円前後の値段で売り出されているのがほとんどです。いわゆるアパート入居者を買主として考えて、月々のアパート代金と同等位の住宅ローン返済金で可能な価格設定で市場に出せば、売れ行きも順調に進むだろうとの思惑だと推測致します。
従いまして、建売住宅では、土地50坪の価格500万円から600万円と考えると建物価格は2000万円(消費税込)から1900万円(消費税込)となり、建物の坪単価で換算してみると66万6千円から63万3千円(消費税込)となります。
片や注文住宅の場合、クリエイト住宅の例で、30坪でそれぞれの商品構成毎の価格でお話させて頂きます。「KDの家」で2235万円(消費税込)、「KDプレミアムの家」が2280万円(消費税込)、「FPの家」で2460万円(消費税込)、「北海道仕様”安らぎの家”」が2625万円(消費税込)となります。何れも弊社標準仕様での価格となります。
注文住宅はどうして価格が高いのですか?
注文住宅が高いのは先に述べさせて頂いた「建売住宅のメリット・デメリット」「注文住宅のメリット・デメリット」を振り返ってお読み頂くとご理解頂けると思います。
大きな違いはお建てになるユーザー様のご希望を取り入れて平面プラン(間取り)、立面プラン等々の設計を行います。そのために何回となく打ち合わせを重ねてご満足いくような設計プランが出来上がります。更に標準仕様の中でも色・柄等々もご希望する物をご選択頂き、電気設備工事、給排水衛生工事、住宅機器等もご希望に沿ってご選択頂きますので価格はそれなりに高くなります。
又、原則的には全て外部・内部の工事仕様が決まってから着工と言う形になりますので、打ち合わせ等多くのお時間を費やすので割高になる事は間違いありません。
又、耐震等級3(熊本地震で震度7の地震が2度来ても倒れないような住宅)で断熱等級6以上の建物を推奨しておりますので、高性能で安心で冬は暖かく、夏涼しく1年中快適なゆとりのある住生活が出来る建物である為、それに見合う価格になってくる事は当然の事かと思います。
これからの住宅は、2050年のカーボンニュートラル、2030年には、外皮平均熱貫流率(Ua値)がZEH基準(当地域では0.6w/ḿ²k以下)以下の建物でないと建築できなくなります。又、2025年には省エネ基準の義務化が実施され、2024年4月には、建築物の販売・賃貸時に省エネ性能の表示が求められます。
高断熱・高気密住宅が更に超高断熱・高気密の住宅が要請され、建売住宅の「悪かろう安かろう」の住宅は、2025年以降には時代遅れの住宅になり、改築工事で断熱等級の高い6・7のランクの住宅に改良しなければならない状況になってくるものと推測されます。耐震等級もランクの高い住宅に改築する事が必要になってくるでしょう。
部分改修・全体改修するにしても、解体費は無駄な金額になってしまいますし、造ったものを再度造作していく事になる為に、この工事も無駄な工事になります。このように建売住宅にするか注文住宅にするか迷っている皆様に申し上げます。どちらかにお決めになる時には、イニシャルコストだけでなくランニングコストも併せて考える事が非常に重要になってきます。
注文住宅を建てるにはどの位の期間が必要ですか
前章でお話いたしましたが、注文住宅は最初にお打ち合わせを開始してから、色々打ち合わせを重ねて建物の仕様を決めていきますので、建物が出来上がるまでは短くて6ヶ月位、長くて1年位の期間を要する場合もあります。一概にどの位の期間とは申し上げれませんが、30坪の建物ですと、工事期間は、着工から4ヶ月位が妥当な所かと考えております。
まとめ
如何だったでしょうか?
建売住宅と注文住宅の違いはご理解頂けましたでしょうか?
そして、建売住宅と注文住宅のどちらを選択するかお悩みに鳴っているあなた!間違えないようにしっかり勉強をして住宅の選択されますよう願っております。