高性能な断熱材(熱伝導率の値が小さいもの程,熱を逃がし難い)を使用すれば、山形県酒田市の寒い冬でも暖かい家で快適な生活が出来るかというと、それは「NO」と言わざるを得ません。

どうして熱の逃がしにくい断熱材を厚く入れても、暖かくならないのでしょうか?

暖かい家で快適な生活を日々過ごし、くつろぎと癒やしの住空間を得る為には、どのような点に気をつけて、住宅を創ったら良いのでしょうか?

検証していきたいと思います。

1.山形県酒田市の注文住宅は、外皮からの熱貫流率を少なくする事が、一番大事!

山形県酒田市注文住宅で、外皮と言う言葉は、箱に例えて考えて頂ければ、ご理解頂けると思います。

建物の床を箱の底面(1面)、壁は外周周り(4面)、天井は上蓋(1面)の6面体を外皮と捕らえて頂きますと、ご理解頂けますでしょうか?

この6面体を建築物の外皮とご理解下さい。

暖房器で暖めた暖気を、建物から逃がさないようにすると、室内は暖かい状態を維持する事が出来ます。

ところが、外は真冬ですので、外気は冷たく、山形県酒田市内でも、2月の最低平均気温は零下2℃位になります。

皆様ご承知の通り、気圧、温度、湿度は高い方から低い方に流れます。

幾ら高性能な断熱材を、床、壁、天井の6面体に入れても、隙間だらけのお家では、暖房器をフル回転させて暖めた暖気は、気温の低い外気の方へと逃げて行きます。(外皮平均熱貫流率は6面体からの熱の逃がし難さを表す値になります。当然値の小さい方が熱を逃がしに難い住宅だという事が解ります)

従って、断熱材も大事ですが、気密も非常に大事な要件になります。

更に、詳しくは、正しい高気密・高断熱住宅選び12のチェックポイントをご覧下さい。

まとめ

断熱材は熱伝導率の小さい値の断熱材を、出来るだけ厚く入れる事が大事!

2.山形県酒田市の注文住宅は、気密施工が大事!気密測定が命!

山形県酒田市注文住宅の中で、量産ハウスメーカー始め地場のビルダーが造っている高気密・高断熱住宅は、果たして気密施工をしているのでしょうか?

又、その施工が正しく行われていたかどうかを判断する、気密測定をしているのでしょうか?

甚だ疑わしく思われる事柄が、最近良くお客様の話に出てくる事が多いからです。と言いますのは、

[床暖房しているので快適ですよ]と言う方の、お宅を参考までにこの冬の寒い時期に見せて頂く事になったお客様の話です。

お邪魔して玄関に入っては見たけれど、あまりの寒さにコートを脱ぐ事を躊躇しただとか、

54坪のお家でエアコン6台で生活してみると、電気代が掛かりすぎるので、リビング(12畳位)2台、茶の間(6畳)1台の計3台で生活しているとの事。

家族が生活している場所だけが暖かく、一体となっているDK、又接続している洗面所、UB、トイレ等々が皆寒い状態でした。

果たして、これが高気密・高断熱住宅なんだろうかと、疑問を抱いている方だとか、最近は特に多くなってきているように思います。

お話しを伺うと、「断熱材は入れてましたよ」と異口同音に、皆様おっしゃいます。

何が原因なのでしょうか?

そうです。ご推察通り気密レベルが低いからです。

簡単に言うと隙間だらけのお住まいだからです。

最近、国交省でも気密に関しては、口うるさく言わなくなました。

建築物省エネ法でも建物の性能値をUa値外皮平均熱貫流率:w/m²・k)で表示し、その値に依って地域区分の最低値にしております。

平成30年に発表され制定された、「やまがた健康住宅基準」の家では、隙間相当面積(cm²/m²)が指定されております。

気密レベルが如何に大事かという事を、千葉工大の小峰裕巳教授が論文として発表しております。

その内容に依りますと、風の強い庄内地方の様な所でも、風の影響を受けない気密レベルは隙間相当面積:0.7cm²/m²以下であれば、隙間風等の影響を受けないと言う事です。

以上の事から、断熱材を幾ら良いものを使用しても、気密レベルが低い(隙間だらけ)住宅は、寒い住宅だと言う事が解ります。

まとめ

 1.全棟気密測定をしている業者に建築はお願いする。

 2.気密レベルは最低でも隙間相当面積:0.7cm²/m²以下の実績がある業者に依頼

   する事。(実績値を聞く事が大事)

3.高気密・高断熱住宅では、換気システムの選択が大事?

山形県酒田市注文住宅断熱力が良く、気密レベルも高い住宅になると、とっさに「息苦しくて生活出来なくなるのでは?」とか「暖かい家では身体の抵抗力が弱くなり、虚弱体質になるからダメ!」とか「人間は寒さを我慢しなければ身体の抵抗力がつかない」だとか、さももっともそうにおっしゃる方が、あなたの周辺にもいらっしゃいませんか?

近年、建築系の大学の教授だけでなく、医学系の教授の先生方も、「住宅と健康」との関係が密接である事を、折に触れてシンポジウムやセミナー等で発表しております。

その内容を要約しますと、「断熱性能がより優れた住宅は、健康に寄与する割合が高く」なるという事が解ってきたと言う事です。

断熱性能と気密レベルは表裏一体である事は、先に述べさせて頂いた通りです。

断熱、気密に優れた住宅には、新鮮な空気の供給と室内で汚れた空気を排出するシステムが必要となって参ります。

それが換気システムと言う事になります。

吸気が過多ですと、冬は特に寒くて暖房を付けても中々暖まらないという状況になり、吸気が過小なると、室内の空気が汚れて淀んでしまいます。

逆に排気が過多ですと、冬は寒くなり、幾ら暖房をフル回転させても暖かくなる事はありません。

反対に、排気過小になりますと、これも室内の空気の汚れが淀み、生活臭がひどくなります。

これでは、幾ら断熱、気密に優れた住宅でも、快適で癒やしの空間ができる住宅とは言えません。

その為に、換気システムが必要になってくるのです。

換気システムにも第1種換気システム、第2種換気システム、第3種換気システムがありますが、私は総合的に見て第3種換気システムが一番優れていると思います。

詳しくは、住宅の換気システムは第1種換気システムが一番良いのか?をごらん下さい。

4.まとめ

如何でしたでしょうか?」

山形県・酒田市・鶴岡市で快適な注文住宅を手に入れる為には、断熱材だけでは、暖かい家は作れないという事が、お解り頂けましたでしょうか?

各見出し毎に「まとめ」を述べさせて頂いておりますが、最後にまとめとして列記したいと思います。

  • 断熱材は熱伝導率の小さい値の断熱材を、出来るだけ厚く入れる事が大事!
  • 全棟気密測定をしている業者に建築はお願いする。
  • 気密レベルは最低でも隙間相当面積:0.7cm²/m²以下のレベルの業者に依頼する。
  • 換気システムは第3種換気システムを選択する事が大事。

以上となりますが、快適な癒やし住空間を手に入れるためには、量産ハウスメーカーのセールスマンの言う事を鵜呑みにしてはいけません。

正しい判断と、今一度の勉強をして頂き、素晴らしい住まいを手に入れられる事を願って止みません。